がん講演会 開催報告 平成20年8月21日(木)

開催日時: 平成20年8月21日(木)午後6時30分 ~ 午後7時30分
開催場所:  福井県立病院 3階 講堂
演  題:  最新の放射線治療で癌にたちむかう ~1時間で放射線治療のスペシャリストに なってしまいましょう~
講  師:  福井県立病院 核医学科長 玉村 裕保 先生
概  要:
 当院では、がん医療に携わる医師や看護師、薬剤師等の医療従事者を対象とした 放射線治療に関するがん講演会を8月21日(木)に開催し、県内各地から約200人の方々に参加をいただきました。 講師の玉村先生は、本県の放射線治療の利用率が全国最低レベルである現状について説明し、これからの放射線治療の役割としては、①癌に強く体に優しい治療の提供 ②各診療科と協力連携した集学的治療の提供 ③放射線治療の怖いイメージの払拭という3つのことをあげられました。 また、当院で実施している最新の放射線治療として、腫瘍だけをピンポイント照射で打ち抜く「動体追跡照射」や腫瘍の形状にあわせて照射する「IMRT(強度変調放射線治療)」等について紹介され、乳がんの治療法も乳房切除術から乳房温存術+術後照射(全乳腺組織照射)へと変化してきていることを力説されました。 最後に、これからの究極の放射線治療として、平成23年度から当院において開始予定の陽子線治療について紹介され、是非これを機会に放射線アレルギーを克服して、手術や化学療法を組み合わせたさらに良い効果を考えてみて欲しいと締めくくられました。