がん講演会 開催報告 平成20年11月15日(土)

開催日時: 平成20年11月15日(土)午後1時~3時
開催場所: 福井県立病院 3階 講堂
演  題: 「がん看護の倫理」
講  師: 神戸大学 服部 俊子先生 講師プロフィール】 臨床看護を経験したのちに立命館大学文学部哲学科に入学。 大阪大学大学院医学系研究科 未来医療開発専攻分子治療学講座 医の倫理学分野博士課程を修了。現在は、生命倫理や医療倫理などの応用倫理学の講義を大学、専門学校等で行いながら、生命倫理・医学倫理の研究を進めている。
概  要:
今回の講演会は、「がん看護の倫理」というテーマで、がん医療に携わる医師や看護師、コメディカル等の医療従事者を対象に開催し、県内各地から約100名の方々にご参加いただきました。 服部先生は、まず、私たち医療従事者が医療現場において、倫理的な判断を選択する場合、判断基準やその理由を明確にしておくことの重要性について説明されました。 また、医の倫理においては、①多くの選択肢を患者さんに提示し、患者さん自身で意思決定できるよう支援すること ②医療者側から出した最善の答えと患者さんが望むことは常にイコールではないことなどについて、医療者側が十分に認識することが必要としました。 最後に、倫理から一番遠いのは無関心であり、私たち医療従事者は、常に感受性を高め、関心を持ちながら、患者さんに提示するための選択肢の幅を広げていくよう努めなければならないと締めくくられました。