放射線室

放射線室

 放射線室は画像検査、放射線治療などの分野で組織的に業務を担っております。

 スタッフである診療放射線技師は、各診療科の必要な画像を提供し、病気を治すため、また苦痛を軽減するための放射線治療を行っており、放射線の安全管理、各種放射線機器の精度管理等に万全に行えるよう、常に技術研鑚して多くの認定資格も取得しております。 また、チーム医療の一員として、常に患者さまや県民の皆さまに納得して頂ける医療の提供を心がけておりますので、医療現場などで放射線に関して疑問を持たれた方は、どうぞ、ご遠慮なく診療放射線技師にお尋ねください。また医療放射線の被ばく相談も行っておりますのでお申し出下さい。

スタッフの認定資格

診療放射線技師

33名

第1種放射線取扱主任者 7名
医学物理士 2名
作業環境測定士 1名
放射線治療専門放射線技師 3名
放射線治療品質管理士 2名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 3名
磁気共鳴(MR)専門技術者 1名
放射線管理士 8名
放射線機器管理士 5名
医用画像情報管理士 2名
医療情報技師 1名
臨床実習指導教員 3名
CT専門技師 2名
PET認定 2名

お知らせ

 医療被ばく低減施設第13号(日本診療放射線技師会認定)に認定されています。この認定は施設として医療被ばく低減への取り組みを客観的に評価するもので、当院の取り組みが高く評価されました。

 平成28年4月より新しく放射線治療装置が導入されました。詳しくは放射線治療のページをご覧ください。

検査の紹介

一般X線撮影検査(CRシステム)
VELOCTY U(富士フィルム) 一般X線撮影検査(CRシステム)
VELOCTY U(富士フィルム)立位、座位兼用撮影台

イメージング・プレート(IP)にX線エネルギーを貯め、IP読み取り装置でデジタイズする画像システムです。これによりFPD装置だけでは不可能である様々な単純X線画像もデジタル化されています。

一般X線撮影検査(CRシステム) 一般X線撮影検査(CRシステム)
AXIOM Aristos VX(シーメンス社)FPD搭載デジタルX線撮影装置

 FPD(フラットパネルディテクタ)はスクリーン-フィルム系に代わる最新のX線検出器でより優れた画像が得られる装置です。
 またX線エネルギーを直接デジタル変換し、フィルムなどの入れ替えなしでそのまま画像データを送信するので、撮影から画像出力までの時間が大幅に短縮されています(従来では最短5分程度かかっていましたが、現在は最短1分半)。さらに従来のシステムより少ない線量で撮影できるため患者さんの被曝も低減しています。

消化管撮影検査
C-VISION(島津) C-VISION(島津)
MAX-1000A(東芝メディカル) MAX-1000A(東芝メディカル)
胃の写真 胃の写真
大腸の写真 大腸の写真

 消化管は通常、単純透視や単純撮影ではX線像として認めることができません。そこで、バリウムなどの造影剤を用いてその陰影像から管壁や内腔の状態を判断します。

CT検査
Aquilion ONE Aquilion ONE  320列Area Detector 搭載(東芝)

3D医用画像処理ワークステーション ziostation2

SOMATOM DefinitionAS SOMATOM DefinitionAS (シーメンス社)2台

3D医用画像処理ワークステーション VINCENT

頭部CT 頭部CT
脳血管3DCT 脳血管3DCT
腹部CT 腹部CT
大血管3DCT 大血管3DCT

 CT(Computed Tomography)は種々の角度からX線を照射し、人体を通過したエックス線量を測り、コンピュータを使って輪切り断面を画像化する検査です。Multi Detector-rowCT(MDCT)の導入によって、一回転で複数のスライス面の情報を一度に得ることが可能になり、短時間で広範囲な高解像度の画像が得られます。
 当院では320列、64列、16列の3台のCTが稼働し、予約検査のみならず当日検査や緊急検査、心臓CT、肺検診などにも対応しています。

320列CTについて

 従来の装置は当院では検出器が最大16列だったため、撮影時間が長く、また心臓など動きの早い臓器を撮影する場合困難なこともありました。本装置では体軸方向に0.5mm×320列(検出器幅160mm)あるため、撮影範囲が160mm以下である脳や心臓などの臓器では検出器が1回転することで全範囲をスキャン可能となります。また、1回転最短0.35秒の短時間の撮影で済むため、X線被曝線量、造影剤の量が低減できます。全脳や心臓などの血流動態、関節の動態なども評価できます。
MRI検査
Signa HDxt Signa HDxt 1.5T(GEヘルスケア ジャパン)

 

Discovery MR750w Expert Discovery MR750w Expert 3T(GEヘルスケア ジャパン)

3D医用画像処理ワークステーション ziostation2

 

頭部MRI頭部MRI 脳血管(MRA)脳血管(MRA) 腰椎MRI腰椎MRI MRCPMRCP

 MRI(Magnetic ResonanceImaging)は、大きな磁石による強い磁場とFMラジオに使われているような電波を使って、体の断層画像を得る検査です。CTとの大きな違いは、X線を使わない画像診断です。
 3T装置を導入し、より詳細な検査を行うことが出来るようになりました。また、開口径のより広いワイドボアを採用しました。身体の大きな方、狭いところが苦手な方にも対応することが可能です。

血管撮影検査
フィリップスエレクトロニクスジャパン AlluraClarityFD10/10(フィリップスエレクトロニクスジャパン)心臓用
フィリップスエレクトロニクスジャパン AlluraClarityFD20/20(フィリップスエレクトロニクスジャパン)頭部用

 

アンギオ装置 Infinix Celeve-I INFX-8000C(アンギオ装置)

Aquilion TSX-201A(CT装置)

(東芝メディカル)

 

右冠状動脈 右冠状動脈
左冠状動脈 左冠状動脈
腹腔動脈 腹腔動脈

 腕や足の比較的太い血管からカテーテルと呼ばれる細い管を入れ、心臓や脳、腹部の血管など選択的に挿入し、その先から造影剤を注入し、造影された血管の走行状態、病変まで撮影、治療をおこないます。

 頭部、心臓用と腹部血管用(IVRCT)の3台の装置が稼働しており、緊急検査にも対応しています。

RI検査

GCA9300R(東芝メディカル)

平成29年12月更新

symbia-T2(シーメンス) symbia-T2(シーメンス)
脳血流解析 脳血流解析
心筋血流解析 心筋血流解析
骨シンチ 骨シンチ

 微量の放射性同位元素(アイソトープ)で目印をつけた薬を静脈注射したり飲むことにより、その薬が特定の臓器や組織に取り込まれ、そこで放射線(γ線)を出します。その放射線を特別なカメラ(ガンマカメラ)で撮影し、その分布を画像にします。当院では2台の装置が稼動しています。

検査件数(件)
<th
  25年度 26年度 27年度 28年度
一般撮影 65,998 63,906 62,279 61,760
TV検査 2,677 2,651 2,716 2,579
血管造影 1,292 1,314 1,268 1,339
CT検査 25,652 24,802 24,874 25,773
MR検査 10,597 10,734 11,095 11,128
RI検査 1,044 1,055 1,029 977