核医学科1

脳血管障害や認知症

アルツハイマー型認知症例

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 アルツハイマー型痴呆症の程度はライスバーグの総合的知的低下評価スケール(GDS)により7段階に分かれています。この早期(GDS3まで)に発見され処方やリハビリを行うとGDS4への進行を遅らせる事が可能とされています。この患者さん(68才・女性)では形態学的な変化(CTやMRIの変化)が生じる前の微細な脳血流の変化をRI検査で認めました。この様なアルツハイマー型痴呆症の初期の変化や経時的変化、治療効果判定をRI検査では極めて鋭敏に反映します。

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