院長あいさつ

2017年(平成29年)4月1日から福井県立病院の院長を拝命いたしました。伝統ある福井県立病院の院長就任は身に余る光栄です。これからも、総合的かつ高度な医療の提供を通じて、県民に信頼され、心あたたまる病院をめざし全力で職責を果たす所存です。

当院は福井県で唯一の県立総合病院で、多くの政策医療(三次救急医療、小児・周産期医療、災害医療、へき地医療)を担うとともに、併せて三大死因の「がん」「脳卒中」「心疾患」それに患者数の多い「糖尿病」、さらには近年増加しているうつ病や認知症などの「精神疾患」を含めた5疾病への対応を中心とした『急性期総合病院』です。 1950年(昭和25年)に福井県立病院(100床)と福井県立精神病院(150床)が創立されました。それぞれ独立して運営されていましたが、2000年(平成12年)には福井県立病院(677床)と福井県立精神病院(400床)が組織統合されました。2007年(平成19年)に新病院が竣工、2011年(平成23年)には、日本海側初となる陽子線治療施設の運用を開始しました。

 また、医師やコメディカルの臨床教育・育成にも力を注ぎ、2012年(平成24年)からスキルラボを備えた地域医療研修施設も併設しました。現在は中央医療センター、こころの医療センター、救命救急センター、母子医療センター、健康診断センター、がん医療センター、それに陽子線がん治療センターをあわせた7センターにて運営されています。 さらに2013年(平成25年)4月からはがん医療センターの外来部門を移転し、化学療法室の拡充と各診療科に分散していたがん専門外来部門の集約化を行いました。

 また、2014年(平成26年)4月からは、入退院支援室を開設し、入退院をするにあたって、より充実した対応ができる体制を整えました。 今後とも、こうした病院機能のさらなる充実に努め、県民の皆様が『健康長寿な福井県』で安心した毎日を過ごせるような地域医療を維持するため、本院では公立病院としてのあり方を真摯に求めています。そして、これからも患者さんならびにその家族にとって納得のいく「良質で安全な医療」を皆様に安定的かつ継続的に提供したいと考えています。