2019年10月09日

「ラニチジン塩酸塩からの発がん性物質検出」に対する当院の対応について

 欧州医薬品庁(EMA)やアメリカ食品医薬品局(FDA)等において、ラニチジン塩酸塩の製剤及び原薬から発がん性物質(N-ニトロソジメチルアミン、以下「NDMA」)が微量に検出されたとの発表がなされました。これを受け、厚労省が国内の製造・販売業者に製品の分析を依頼していました。その結果、原薬から微量のNDMAが検出された業者があり、自主回収を始めたと、10月3日に厚生労働省から発表がありました。ただ、「重篤な健康被害が発生したとの報告はない」とのことです。

 ラニチジン塩酸塩の製剤を現在服用している方への対応について、厚労省は「FDAは、現時点で服用を止めることまでは求めていませんが、服用継続を希望しない患者に対しては医療従事者に相談するよう、アナウンスを行っています。」と情報提供しています。

 服用中のお薬の中に対象薬品があっても、自己判断によって服用を中止しないようにお願い致します。ご心配・ご不明な点がありましたら、外来診察日に担当医にご相談頂きますよう、お願い致します。