内分泌・代謝内科

内分泌・代謝内科の紹介・特色

勝田 裕子
医長:勝田 裕子
 糖尿病の患者さんには、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師が関わるチーム医療による適切な助言と治療を行い、糖尿病合併症の発症阻止、進展防止を目指しています。糖尿病以外の内分泌疾患・代謝疾患(後記)に対しても正しい診断と適切な治療を実施するように努めています。
 
 
 
 

●糖尿病は自覚症状がないままに余病をひきおこす病気です

糖尿病は、生活習慣病やメタボリック・シンドロームの一部としても扱われます。「つらい」、あるいは、「日常生活に不都合」という自覚症状がないまま長期に続いた後に、動脈硬化症などの色々な病気を惹き起こしてくることがあります。

余病を防ぐために、糖尿病を知っていただく取り組みを紹介します

糖尿病教育入院(1週間コース)

 糖尿病が原因となる色々な病気(合併症、と言います)が出た後で、「他の病気の原因になるとは知らなかった」、「合併症を早期から治療しなければならないとは知らなかった」、「合併症を早期発見する方法があるとは知らなかった」、「合併症を予防する方法を知らなかった」とホゾを噛む方が多数おられます。「知らなかった」という後悔をしなくて良いように、『糖尿病教育入院(1週間コース)』を準備しています。医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師が色々なお話をします。また、患者さんお一人お一人のお気持ち、好み、生活パターンをお聞きしながら、その時点での最善の療養方法を提案しています。1週間の期間では、その後の治療方針を確定することはできませんが、知識を得る勉強、食事療法や運動療法の経験、糖尿病状態の検査などを効率良く実施できます。 『教育入院』をご希望の方は、かかりつけの先生を通してお申し込みください。
糖尿病教育入院は、祝祭日の無い8日間(火曜日開始)に行ないます。

平成28年7月以降の予定は下記のとおりです。

  年  月 教 育 入 院 開 始 日
平成28年7月  5日、19日、26日
   8月  2日、16日、23日、30日
   9月  6日、 27日
  10月 11日、18日、25日
  11月  8日、15日、29日
  12月  6日、 13日
平成29年1月 10日、17日、24日、31日
   2月  7日、 14日、21日、28日
   3月  7日、 21日、28日
   4月  4日、11日、18日、25日
   5月  9日、16日、23日、30日
   6月  6日、13日、20日、27日
   7月  4日、18日、25日

※ 上記以外にも行うことがあります。

糖尿病教室

 当院では、糖尿病患者さんを対象に、毎週水曜日の午後に『糖尿病教室』を開催しています。内容は週ごとに異なり、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、理学療法士といった専門職種が、それぞれの立場から、糖尿病やその治療・療法などについて、基本的なことをわかりやすくお話しします。
第1週から4週で1クールとなりますが、1回のみの参加も可能です。また、ご家族の同席も可能です(ご家族のみは不可)。
参加をご希望の方は、かかりつけの先生を通してお申し込みいただくか、または、内分泌・代謝内科を受診してお申し込みください。
なお、複数の患者さんやそのご家族が出席されるため、一人一人の状況にあわせた個別の療法を提案することはできませんのでご了承ください。


【平成30年度の糖尿病教室】
日時:第1から4週水曜日14時30分より(約1時間)
場所:中央医療センター 3階多目的室①
内容:

 第1週目 糖尿病とは(医師)
糖尿病の食事療法(管理栄養士)
 第2週目 糖尿病と治療(医師)
糖尿病と検査(検査技師)
糖尿病と薬(薬剤師)
 第3週目 糖尿病の合併症(医師)
糖尿病の食事療法(管理栄養士)
 第4週目 日常生活のケア(看護師)
糖尿病と運動(理学療法士)

※H30年度から、新たに検査技師、薬剤師の話が加わりました。

 

糖尿病療養指導士

 糖尿病に関するご質問やご相談をお受けするために、日本糖尿病学会等の専門機関が推進している『日本糖尿病療養指導士』制度(http://www.cdej.gr.jp/ link)があります。当院には、2016年3月現在で、看護師3名、管理栄養士1名、臨床検査技師5名、薬剤師4名、理学療法士1名、合計14名の『日本糖尿病療養指導士』がおります。また、当院内分泌代謝科の若杉や福井大学、日赤、済生会の専門医で設立した福井糖尿病療養指導研究会(http://fukui-cde-society.com/ link)が主催する、約30時間の研修会を受講し、修了試験に合格した当院の職員約150名にも、各科病棟あるいは外来でご相談いただくことができます。

糖尿病療養相談室

  1. インスリン自己注射を継続しておられる方、或いは、インスリンと自己血糖測定を継続しておられる方について、在宅療養に関するご相談をお受けしています。
  2. 足の壊疽や切断を防ぐために、タコなどの手当てを行ないながら、自宅での足の手入れ方法をご案内しています。
  3. 毎週月曜日2名、火曜日3名、水曜日1名、木曜日4名、金曜日2名の予約枠で、研修を受けた看護師が担当しています。内分泌代謝科を受診してご予約ください。

糖尿病腎症による血液透析(人工腎臓)を予防するために

 管理栄養士による食事指導、看護師による日常生活に関するお話、医師の診療をまとめて一セットとした予約枠を作りました。内分泌代謝科、または、腎臓内科を受診してご予約ください。月曜日と火曜日は午前と午後に各1名、水曜日と木曜日は午前だけで1名です。

診療実績

  平成25年 平成26年 平成27年
内分泌代謝科に入院した糖尿病患者数 222人 173人 183人
上記の内、1週間教育入院パス参加者数 64人 51人 56人
内分泌代謝科に入院した糖尿病以外の患者数 47人 43人 56人
他科に入院治療中の血糖管理を担当した患者数 410人 505人 494人
他科入院治療中に糖尿病以外で診療した患者数 59人 67人 64人

対象疾患名

糖尿病、糖尿病昏睡、高血糖高浸透圧症候群、低血糖症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、先端巨大症、成人成長ホルモン欠損症、尿崩症、上皮小体機能亢進症、上皮小体機能低下症、クッシング症候群、副腎不全、アルドステロン症、褐色細胞腫、低ナトリウム血症、低カリウム血症、高脂血症、高尿酸血症、痛風

医師紹介

外来担当医師表

施設認定

糖尿病合併症管理料の施設基準を充足
皮下連続式グルコース測定の施設基準を充足
糖尿病透析予防指導管理料の施設基準を充足


日本糖尿病学会認定教育施設
日本糖尿病療養指導士認定試験受験資格の施設要件を充足
日本糖尿病療養指導士在籍者数 2015年3月現在で、看護師 3名、管理栄養士 1名、臨床検査技師 5名、薬剤師 4名、理学療法士 1名