診療科・医療技術部門・センター Department

がん医療センター

がん医療センターは、がん患者の増加に対応するとともに、患者さんの利便性の向上を図るため、平成28年4月に緩和ケアセンターを開設いたしました。

がん専門外来

がんの専門外来は各診療科の外来とは別に、専用フロアの専門診察室で診療を行います。

※病院本棟で行うがん外来もあります。

外来化学療法室

抗がん剤治療の進歩に伴って、外来で抗がん剤治療が行われることが多くなり、外来で安全・快適に抗がん剤治療を受けることのできる環境づくりを心がけています。
県立病院では、平成25年4月に外来化学療法室のフロア面積を従来の約4倍に拡大し、ベッド数を16床から20床に拡張しました。 広く、明るく快適な環境の中で治療を受けていただけるようになっています。

待合室

中庭に面し、窓から光がそそぐ明るい待合室で、診察をお待ちいただきます。

特徴

がん相談

がん専門の認定看護師、がん相談員が患者さんからのさまざまなご相談をお受けします。

緩和ケアセンター

福井県立病院には、「緩和ケアセンター」があります。
ここは、病気の治療を続けながら、痛みやつらさをやわらげるお手伝いをする場所です。

緩和ケアって何?

緩和ケアは、がんなどの病気で感じる体の痛みや不安、心のつらさを少しでも楽にするためのケアです。治療をやめることではなく、より安心して過ごせるようにすることが目的です。
当センターには、医師・看護師・薬剤師・心理士・相談員など、いろいろな専門スタッフがいます。

  • 痛みや吐き気などのつらい症状をやわらげるお手伝いをします。
  • 気持ちの不安や心配ごとについてうかがい、ともに考えます。
  • ご家族のサポートも大切にします。
  • 緩和ケア病棟の上手な活用を支援します。
  • 地域の医療機関や訪問看護ステーションと連携し、在宅療養の支援をします。

「ちょっと話してみたい」「相談したい」そんなときは、どうぞ遠慮なくご連絡ください私たちは、患者さんとご家族がその人らしく過ごせる時間を一緒に考えていきます。

緩和ケアは、がんの治療ができなくなってから始めるものではありません。
重い病気を抱える患者様やその家族一人一人の身体や心などの様々な辛さをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアのことで、がんと診断された時から始まります。

緩和ケアセンターでは
  1. 外来の患者さんに対し苦痛のスクリーニングを行い、苦痛緩和のために緩和ケアチームが連携し対応します。
  2. 退院後にも緩和ケアが受けられるように地域との連携をとります。
  3. 緩和ケア病床を確保し、24時間緊急入院ができる体制をとります。
  4. 専門的緩和ケアを提供します。
    毎週月曜日・水曜日・金曜日 緩和ケア専門医による診察
    がん看護専門看護師・がん関連の認定看護師による看護外来
福井県緩和ケア学術講演会のご案内

当院緩和ケアセンターでは、院内外の医療職の皆様に向けて、緩和ケアの知識技術の向上にお役に立てるよう緩和ケアに関連した研修会を企画しています。
令和7年度の「福井県緩和ケア学術講演会」は石川県輪島市で外来から訪問医療まで、赤ちゃんからご高齢の方まで切れ目のない医療を提供している「ごちゃまるクリニック」の小浦友行先生に他職種連携、PCAデバイスの使用についてご講義を頂く機会を設けました。これに併行して緩和ケアセンター研修会としても毎月第2もしくは第3木曜日に研修会を企画しています。

患者さんの利便性

センター専用の出入口、受付および会計がありますので、治療から会計までをセンター内で行うことができます。
※レントゲン、CT、MRといった画像診断、生理機能検査などは、これまで同様病院本棟で行われます。

治験への取り組み

治験とは、新しい薬の有効性や安全性を確認する試験です。 治験は勇気ある患者さんの参加なくしては成り立ちませんが、参加すると最先端の抗がん剤治療をいち早く受けるチャンスとなります。 県立病院では、抗がん剤の治験によって最先端の治療を提供できるよう、努力を続けていきます。

薬剤の相談

がん治療専門の薬剤師が常駐し、抗がん剤などの薬剤について、患者さんからの相談をお受けします。

チーム医療の導入

患者さんが高水準のがん医療を受けることができるよう、胃がん、大腸がん、肝がん、肺がんに対して「チーム医療」を導入し、主治医だけでなくチームとして複数の専門医が治療を担当します。
主治医と各分野の専門医、看護師、薬剤師などが参加して「キャンサーボード」という症例検討会を行い、一人ひとりに最適な治療法やケアを提供します。

緩和ケア病棟