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栄養管理室
病院食について
当院では、治療を目的とした食事や年齢に応じた食べやすい食事形態など約40種類の食種・約250種類の食事基準があります。また、食物アレルギーなどの個別対応も行っています。
食事の種類
| 一般食 | 常食、選択食、軟菜食、五分菜食、きざみ菜食、三分菜食、流動食、小児食、離乳食、分娩食、食欲不振食、味彩(化学療法食)、開始食 |
|---|---|
| 治療食 | 糖尿病食、糖尿病高血圧食、糖尿病性腎症食、脂質異常症食、肥満症食、高血圧食、妊娠高血圧症候群食、心臓高血圧食、脳梗塞食、肝臓食、腎臓食、痛風食、免疫低下対応食、検査食、ヨード制限食、膵臓食、胆石食、炎症性食、低残渣食、口内炎食、貧血食、潰瘍食、刺激抜食、消化管術後食、顎間固定食、嚥下食、摂食障害食、濃厚流動食 |
選択食
食事内容に制限のない患者さんには、嗜好に応える取り組みとして選択食を実施しています。朝食は和食または洋食、昼食と夕食は主菜(A食またはB食)が選べます。
1週間の献立例
手づくりおやつ
味彩(あじさい)
化学療法などによる食欲不振で、通常の病院食が食べられない患者さん向けに、「味彩(あじさい)」の提供を行っています。食欲低下時にも食べやすいメニューを中心に、野菜の冷小鉢と果物を組み合わせた献立です。食欲が回復すれば、必要な栄養素を補うために通常の病院食への変更が必要になります。
味彩(あじさい)の一例
給食システム
安全で適温のおいしい食事を提供するため、クックチルとIH加熱カートを組み合わせた『ニュークックチル方式』を採用しています。 2日前に調理・急速冷却・冷蔵された温菜料理を、提供日に再加熱用の食器に盛付け、当日調理の冷菜料理とともにトレイにセットし、IH加熱カートごと冷蔵室(再加熱室)に入れます。提供時間に合わせてIH加熱カートの温菜料理のみが加熱されます。加熱終了後、冷蔵室からIH加熱カートを出し、主食を付けて患者さんに提供します。温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たい状態で提供することができます。
温菜料理は、大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省)に基づき、加熱調理の際に75℃以上、1分間以上の温度と時間の管理を行い食中毒予防に努めていますが、冷却保管後に行う盛付作業の段階で二次汚染の可能性が考えられました。
そこで対策として、食事提供直前に行うIH加熱カートでの再加熱でノロウイルスが死滅する85℃以上、90秒間以上温められる『ノロウイルス対策カート』を導入運用しています。
衛生管理
当院は、HACCP方式の衛生管理を導入し、温度・時間管理および記録の徹底、衛生管理方法の検証と改善、インシデント報告の徹底と防止対策の検討会議などを定期的に行い、精度管理に努めています。
給食管理チーム
給食管理チームでは、委託業務管理を行うとともに、新メニューの開発や行事食・県産食材の提供、食物アレルギーの個別対応など、安心安全で喜ばれる病院食の提供が行えるよう検討しています。また、災害対策として、万が一の事態でも入院患者さんへの食事が供給できるよう備蓄食品の確保、調整を行っています。
病院給食相互支援組織
衛生管理には細心の注意を払っておりますが、想定していない状況が生じる可能性はあります。
このような場合でも給食提供が滞ることがないよう、福井県立病院、福井赤十字病院、福井県済生会病院、福井大学医学部附属病院の4病院では「病院給食相互支援協約」を締結しています。
この協約により、有事の際には、互いに患者食の供給や人的支援を行う体制を整えています。さらに、2022年3月より、この体制強化のため協力していただける弁当事業者の募集を行っています。



















