消化器内科

消化器内科の紹介・特色

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消化器がん診療、内視鏡診療、肝疾患診療の三本柱

 スキルとヒューマニティーを追求し、地域高度医療のニーズにコミットします。

エキスパートを揃えた10名体制

 緊急内視鏡治療、消化器がん診療、炎症性腸疾患診療、肝胆膵疾患診療を軸として、それぞれの領域にエキスパートを揃えた診療体制を整備することで地域高度医療をリードする事を目標としています。急性出血性胃潰瘍や胃静脈瘤はなくなることはない疾患であり内視鏡的消化管止血術は今も昔も非常に重要な治療のひとつです。また消化管内異物除去の際には合併症を起こすことなく回収できるかが重要になります。加えて、総胆管結石による急性胆管炎も緊急内視鏡治療に該当します。これらの治療は全て救急医との連係が必要であり、当院はそれが可能でございます。

最適な集学的治療で予後改善

 全ての消化器癌腫、全ての進行度の症例の治療方針に関して外科や放射線科などからなるがん診療チームで症例検討し、集学的治療を行います。令和元年度の内視鏡検査治療件数は、上下部消化管は1万件超で県内トップクラスの検査・治療を行っております。食道、胃、大腸の腫瘍性病変の診断は全例拡大内視鏡や色素内視鏡を用いて診断を行い、早期がんに対して一括切除による確実な治療を目指しています。内視鏡治療や手術の適応がない症例でも、生活の質や栄養管理に注意しながら、化学療法や化学放射線療法で予後改善を目指しています。

最新の知識と技術で確実な治療

 炎症性腸疾患に関しては令和元年度ではクローン病83,潰瘍性大腸炎253例、腸管ベーチェット病16例と福井県随一の診療実績です。従来の5-ASA製剤と整腸剤をベースとして、最近までは抗TNF-αを積極的に導入しておりました。現在では抗IL-12/23p40抗体、抗α4β7インテグリン抗体そしてJAK阻害剤といった多岐にわたる生物学的製剤を適切に使用することにより、今までより早期に疾患の再燃をコントロールするよう努めています。

肝臓疾患をトータルマネジメント

 ウイルス性肝炎の治療法は急速に進歩しており、これまで治療困難とされていた高齢者C型肝炎治療にも積極的に取り組み、重篤な副作用もなく、ほぼ全例でウイルス排除に成功しています。またB型慢性肝炎では治療目標や治療法に変更があってもしっかり対応いたしております。肝臓癌に対する内科的治療件数も増えてきております。肝がんの予後を改善するには、早期発見・早期治療とともに、基礎にある慢性肝疾患の治療も重要です。2019年より肝胆膵外来が造設されました。内科、外科を問わず窓口が用意されております。消化器内科は毎週水曜日にこの外来を担当させて頂いております。

肝臓専門医とチーム医療
肝炎から肝がんまでトータルマネジメント

経験豊富な肝臓専門医が積極的に肝炎を治療

 当院には4名の肝臓専門医がおり、『治せる病態はきちんと治す』をモットーに、2014年より300例以上のC型肝炎患者さんに対するDAA治療実績を積み重ねてきました。特に、これまで治療困難とされていた高齢者のC型肝炎治療にも積極的に取り組み、75歳以上の患者さんでも副作用をほとんど認めず、ほぼ100%のウイルス排除に成功しています。
 B型肝炎についても、肝臓以外の臓器に副作用を起こさないように改良された内服薬も登場しています。治療法の進歩により、治療の必要性の判定や治療方法の選択は多岐に渡り、経験豊富な専門医が担う役割が大きくなっています。

肝がんの治療設備を全て揃えエキスパートによる集学的治療を実施

 万が一、肝疾患に肝がんが合併してしまった場合でも、当院は肝がんに対するすべての治療設備(表1)に加え、それに特化した技術・知識・経験を持つエキスパートを有しており、『患者さんに最高かつ最後まであきらめない治療』を提供することが可能です。
 当院では、全ての肝がん症例の治療方針は、がん診療チーム(表2)で徹底的に症例検討を行い、ガイドラインを重視しつつ、根治性と低侵襲性に対して多方面から練り上げた集学的治療を実施しています。
 もちろん、肝がんの予後を改善するには、早期発見・早期治療とともに、基礎にある慢性肝疾患の治療も重要です。
 当院の肝臓治療は肝炎から肝癌に至るトータルマネジメントが可能であり、すべての患者さんに最新・最適な検査・治療を提供できます。肝臓が心配な患者さん或いは肝臓に異常を認めた患者さんがおられましたら、精査や治療の可否も含め消化器内科にご紹介頂きたいと思います。
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施設認定 

●日本内科学会指導施設
●日本消化器病学会指導施設
●日本消化器内視鏡学会指導施設
●日本消化管学会指導施設
●日本肝臓学会認定施設

医師紹介

外来担当医師表