血液・腫瘍内科
血液・腫瘍内科の紹介・特色
血液疾患とがん薬物療法に信頼の実績
血液専門医とがん薬物療法専門医が、患者さんに最善の診療を安全に提供します。
絶対の自信-血液がん治療-
白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった血液がんの豊富な診療実績があります。専門医が医学的根拠と患者さんの自己決定権を尊重して、最善の診療を行っています。全国規模の多くの臨床研究にも参加しており、標準治療で十分な効果が得られない場合の治験薬の使用、保険診療外の遺伝子検査など、現在望み得る最先端診療の機会を提供できるよう努めています。
治療を支えるスタッフが充実
血液がんの治療は患者さんとご家族にとって決して楽ではありません。主治医はもちろん精神科医、がん専門看護師、化学療法認定看護師、看護師、がん専門薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士など多職種が参加するチームをつくり、入院あるいは外来の様々な状況に応じて支援します。私達が追求するのは単なる治療成績だけでなく、患者さんのQOLの維持とその向上、そしてより高い治療満足度です。
血算パニック値に24時間対応
以前の症例ですが、土曜午後にヘモグロビン3.7、間接ビリルビン8.4(49歳女性)のご紹介が救命救急センターにあり、当日に自己免疫性溶血性貧血と確定診断を行い、迅速にステロイド治療を開始しました。5ヶ月の入院治療で、元気に社会復帰されています。当科では救命救急センターと検査室の協力のもと、血液がんや特発性血小板減少性紫斑病など、血算パニック値を引き起こしうる良性血液疾患にも24時間対応しています。
原発不明・希少がんの相談窓口
原発不明がんや肉腫などの希少がんについて、どこに相談してよいか困った経験はありませんか?当科には腫瘍内科の専門医であるがん薬物療法専門医有資格者がおり、こうした疾患にも十分な対応が可能です。
実績データ
血液・腫瘍内科1年間の疾患別入院患者数
造血幹細胞移植(骨髄移植)
血液がんといえば造血幹細胞移植(骨髄移植)も大事な治療手段です。非血縁の方から造血幹細胞の提供を受けるには施設認定が必要です。福井県に成人を対象とした認定施設はありません。当院でもクリーンルームを備え、年間数例ですが血縁者間造血幹細胞移植を行っております。移植チームの技術伝承に努め、将来的な非血縁者間造血幹細胞移植認定施設取得を目指しています。
対象疾患名
白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、悪性貧血、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、原発不明がん
施設認定
●日本血液学会認定研修施設
●日本臨床腫瘍学会認定研修施設