こころの医療センターでは、当院に通院されている方を対象に訪問看護を行っています。
精神科訪問看護とは
精神に障害を持ちながら地域で生活している方が、家庭や地域社会で安心して日常生活を送ることができるようスタッフが定期的に訪問し、相談や必要な支援などを行うことです。
こんな時ご相談ください
- 身のまわりのことや、食生活がうまく出来ない
- 夜眠れない、日中眠気がある、など生活リズムが整わない
- 外来通院ができず、入退院を繰り返してしまう
- 治療についてよくわからない、薬がきちんと飲めない
- 人とうまく話したり、付き合うことができない
- ご家族の方が患者さんとどのようにしてかかわったらよいのかわからない
- 社会資源の活用の仕方がわからない
具体的援助内容
症状のコントロールや治療の継続 家族関係の調整 対人関係の相談 リフレッシュへの援助 |
日常生活の援助 家族の悩み事や不安の解消 社会資源の活用援助 今後の生活設計などに関する相談 |
訪問看護を受けるには 主治医または病棟・外来看護師にご相談ください。 訪問看護を開始するには主治医の指示が必要です。
- ※必要書類
- 医師の指示書(主治医が記入)
- 訪問看護申込書(家族または本人が署名、捺印)
- 自宅までの地図(家族または本人が記入)
訪問の日程
オリエンテーション時に初回の訪問日を相談します。 以後はその都度お知らせします。
訪問回数
原則、月2回で、なるべく診察の週と交互に行います。 最高週3回まで可能です。 訪問の間隔は症状やご希望に応じて主治医と相談しながら行います。
訪問者
訪問看護担当者2名、精神科・心身医療科外来看護師、病棟看護師、ケースワーカー ※2名で訪問します。私服で訪問します。
訪問時間
1時間程度です。
訪問時間
公用車で片道1時間で訪問できる範囲です。
費用
各種健康保険が適用になります。 自立支援医療制度が利用できます。
交通費
病院からの移動距離に応じてご負担していただいています。
※往復10km以内は100円、10kmを超えるごとに100円加算となります。
退院前訪問指導
患者さんが退院に対して不安に思っていることや医療者に手伝ってほしいことなどを話し合いながら、病棟のスタッフが計画的に患者さんの自宅や社会復帰施設などを訪問します。そこで患者さんまたはご家族などに対して退院後の療養上必要な指導や在宅療養に向けた調整を行うことです。