臨床工学技術室

 臨床工学技術室は、臨床工学技士13名、事務員1名で構成されています。主な業務は血液浄化、手術室、不整脈治療、高気圧酸素治療、ME機器管理などです。また、各技士個人がより高度な専門知識を得るために、認定資格取得にも取り組んでおります。

 スタッフの認定資格(2023年10月1日現在)


     臨床工学技士       13名 
第2種ME技術実力検定  12名
透析技術認定士  5名
体外循環技術認定士  4名
三学会合同呼吸療法認定士  2名
IBHRE/CCDR認定  2名
植込み型心臓不整脈デバイス認定士  2名
     ペースメーカ/ICD関連情報担当者(CDR)       2名
認定集中治療関連臨床工学技士  1名
日本アフェレシス学会認定技士  1名
不整脈治療専門臨床工学技士  1名
臨床実習指導者  1名
DMAT隊員  1名

1 血液浄化療法室業務

維持血液透析はもちろんのこと、緊急時の血液透析、血液内の不要、病因物質を除去、吸着、交換などの特殊な血液浄化療法業務にも携わっています。

2 手術室業務

人工心肺装置、自己血回収装置、神経誘発電位装置、植込み型ペースメーカー・ICD、腹腔鏡胸腔鏡装置などの手術に立ち会い、機器の操作、点検・管理を中心に業務に携わっております。

3 不整脈治療関連業務

心カテ室でのアブレーション治療をはじめ、ペースメーカー外来クリニック、ICD外来クリニックなどに携わっています。

4 高気圧酸素療法業務

通常の気圧(1気圧)より高い気圧(2から2.8気圧)にすることで、血液中に酸素を溶け込ませ、組織の修復と改善を行う治療です。

5 ME機器管理室業務

院内で使用している人工呼吸器、除細動器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、生体監視モニターなどの多種多様なME機器を管理し保守点検、修理業務を行っています。また、病棟でのME機器ラウンドを行い適正な使用がされているかチェックし、医療安全の強化にも努めています。