核医学科4
動体追跡体幹部定位放射線治療
左下肺野肺腫瘍への体幹部定位照射
左下肺野の肺腫瘍に対し、6方向から動体追跡体幹部定位照射で4回(1回12グレイ・合計48グレイ)照射されています。この治療では呼吸や心臓の動きにもかかわらず僅か2mmの誤差で腫瘍のみを打ち抜いています。
体幹部定位照射治療計画図
肺腫瘍のみに高線量の放射線治療が行われていますが、周囲肺組織には影響が出ないように計算されています。
治療前CT: 腫瘍
治療後1年6ヶ月目のCT :腫瘍は完全に消失し再発も認めまられせん。