福井県立病院では、全国レベルで標準化された「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)」に沿って、福井県立病院助産師クリニカルラダーを作成し、新人助産師を育成しています。各時期における到達目標にむけて自己研鑽し、妊産褥婦やそのご家族へのケアの質を向上させるとともに、助産師の専門性を高めることを目指しています。
平成27年より、日本助産評価機構によるCLoCMiPレベルⅢ認証制度が始まり、14名がアドバンス助産師として認証されました。
中田麻知子 (アドバンス助産師)
滋賀県立総合保健専門学校卒
出産は誰一つ同じものはなく、まさに奇跡です。その奇跡に立ち会わせてもらい、一緒に喜びを分かち合える助産師という仕事にやりがいを感じて働いています。責任も重く、悩むこともありますが、先輩・後輩助産師に助けられ、乗り越えることができています。自分も出産を経験し、家庭と仕事の両立は大変ですが、子供の成長に刺激を受け、助産師として一歩ずつ成長していきたいと日々勉強中です。
平野朋江 (アドバンス助産師)
日本赤十字社助産師学校卒
総合周産期母子医療センターとして、ハイリスクな妊産褥婦の方から正常分娩まで幅広い看護を行える職場です。助産師外来では、助産師としての力も発揮でき、とてもやりがいを感じます。育児休暇取得後もみんなに温かく迎えられ、安心して働くことができ、公私ともに充実した毎日を送っています。患者さんにとっての最善を目指し、様々な職種と協働しながら働けるこの職場が私は大好きです。
野坂亜莉沙
福井大学卒
出産は女性にとってもご家族にとっても大きなイベントであり、大切な思い出となります。その大切な時間をお手伝いする中で、産まれた瞬間のこぼれるような笑顔やあふれる涙を見ると、私も幸せいっぱいになります。まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、これからもその瞬間に立ちあえることに喜びを感じながら、尊敬できる先輩方のもと助産師として成長していきたいと思います。