| (一部抜粋) | ||||
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| 福井県立病院 助産師クリニカルラダー | ||||
| レベル | クリニカル1(1年目) | |||
| クリニカル1-(3) 1年目 6~9ヶ月 (9~12月末) |
クリニカル1-(4) 1年目 10~12ヶ月 (1~3月末) |
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| 到達レベル | マニュアルに沿って指導を受けながら、日常の看護が実践できる | |||
| 病院、分娩室、新生児室の3ヵ所の業務を知り、看護実践ができる | 病室、分娩室、新生児室の3ヵ所の看護を実践し、振り返ることができる | |||
| 保健指導の業務を知ることができる | 保健指導実践の準備ができる | |||
| 臨床実践 | 情報収集 | ・患者の状況を配慮しながら、情報収集用紙に沿った、情報収集ができる | ・受持ち患者の状況を把握し、優先順位を考えながら、情報収集ができる | |
| 問題の 明確化 |
・収集した情報の持つ意味について考えることができる | ・収集した情報の中で、健康を害する因子が何かを考えることができる | ||
| ・収集した情報に基づいて問題点を挙げることができる | ||||
| 計画立案 | ・看護計画の立案ができる | ・個別性を考慮した、看護計画が立案できる | ||
| ・指導を受けながら、個別性を考慮した、看護計画が立案できる | ||||
| 実施技術 | 病院勤務 | ・症状を考慮して生活の援助ができる | ・予測できる症状を考慮して観察・援助ができる | |
| ・妊産褥婦の状態の観察およびケアができる | ・救急処置の場面において指示された行動がとれる | |||
| ・急変時に必要な対処方法が理解できる | ||||
| ・手術前後の看護ケアができる | ||||
| 分娩室勤務 | ・分娩入院の受け入れができる | ・分娩経過を予測し、分娩第1期から4期における観察、介助ができる ・緊急・急変時の必要な対処方法が理解でき、行動がとれる |
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| ・分娩第1期から4期における観察、介助ができる | ||||
| ・分娩誘発および促進時の観察、介助ができる | ||||
| ・流産手術、卵巣穿刺、羊水穿刺における観察、介助ができる | ||||
| ・指導を受けながら、急変時の必要な対処法が理解できる | ||||
| 新生児室勤務 | ・新生児の状態が観察できる | ・予測できる症状を考慮して観察ができる | ||
| ・新生児および授乳のケアができる | ・生後日数、体重、母の状態を考慮し、新生児および授乳の援助ができる | |||
| ・新生児室勤務における一般的な検査の援助ができる | ・分娩経過、出生時の児の状態を予測し、かつ優先順位を考慮しながら、分娩時の間接介助、新生児受けができる | |||
| ・看護用具、医療機器の取り扱いができる | ||||
| ・分娩時の間接介助および新生児受けができる | ||||
| 共通 | ・看護記録記載要綱に沿って、入院中の一連の記録ができる | ・日常的な業務に関して他部門への連絡の必要性を判断し、実施できる | ||
| ・病状を考慮して、診察の補助ができる | ・業務内容を把握し、適切な時間配分としながら、一定時間内にケアを完了することができる | |||
| ・患者の入院から退院までの手続きについて述べることができる | ||||
| ・病棟の書類の管理方法についてのべることができる | ||||
| ・一定の時間内にケアが完了できるように、日々の予定がたてられる | ||||
| その他 | ・保健指導の業務を知ることができる | ・保健指導実践の準備ができる | ||
| ・退院指導業務ができる | ||||
| ・外来保健指導実践の準備を整えることができる(指導提案の完成) | ||||
| 評価 | ・自分が行った観察および看護ケアについて自らアセスメントし、適切な時期に正確に報告できる | ・自分が行ったケアに対して自らアセスメントし、その判断の良否を上位ナースに仰ぐことができる | ||
| ・計画どおりに実施されているか考えることができる | ・受持ち患者について、自分が行ったケアの効果を考えることができる | |||
| ・指導を受けながら目標達成度を判定することができる | ・目標達成度を判定することができる | |||
| 倫理 | 1.看護職員・公務員としての自覚と責任ある行動がとれる | |||
| ・医療倫理・看護倫理に基づき、人間の生命・尊厳を尊重し患者の人権を擁護することができる | ||||
| ・看護行為によって患者の生命を脅かす危険性もあることを確認し行動することができる | ||||
| ・職業人・公務員としての自覚を持ち、倫理に基づいて行動することができる | ||||
| 2.患者の理解と患者・家族との良好な人間関係を確立することができる | ||||
| ・患者のニーズを身体・心理・社会的側面から把握することができる | ||||
| ・患者を一個人として尊重し、受容的・共感的態度で接することができる | ||||
| ・患者・家族が納得できる説明を行い、同意を得ることができる | ||||
| ・家族の意向を把握し、家族にしか担えない役割を判断し支援することができる | ||||
| ・守秘義務を厳守し、プライバシーに配慮することができる | ||||
| ・看護は患者中心のサービスであることを認識し、患者・家族に接することができる | ||||
| 社会性 | ・チームメンバーや上司の意見を聞き、自分の思いや考えを伝えることができる | |||
| 管理 | 教育 | 自己 | ・チームの一員として役割を理解し、行動できる | ・チームの一員として責任を持って、行動できる |
| ・院内教育のプログラムに参加し、自己の能力を高めることができる | ・院内教育プログラムに沿った研修に積極的に参加できる | |||
| ・指導を受けながら、OJT研修の機械器具選択をし、技術を習得する | ・1年目の課題への取り組みを通して、自らの看護実践を振り返り、看護の広がりを学ぶとこができる | |||
| ・研修会では、機械器具の取り扱いを体験し、より多くの技術を学ぶ | ||||
| 他者 | ||||
| 組織 | 経営 | ・病棟の物品管理方法について理解できる | ||
| 安全 | ・医療事故防止・感染予防の対策を理解し、実施できる | |||
| 接遇 | ・誰にでも笑顔で挨拶ができる | |||
| ・優しく丁寧な言葉遣いができる | ||||
| ・相手に不快を与えない身だしなみ・態度・行動が取れる | ||||
| ・自分の意思表示をはっきりさせ、誠意ある態度で接する | ||||
