福井県立病院緊急被ばく医療コース 2024 が開催されました。

福井県は全国の原子力発電所のうち、1/4を保有しています。福井県では有事に備え、毎年訓練を実施しています。研修は、6月29日、福井県立病院敷地内の「緊急被ばく医療施設」で実施され、医師 14名・看護師 78名・コメディカル 13名、事務1名、県外その他 9名、 計 115名が参加しました。この研修は、看護部キャリアラダー(レベルⅢ・Ⅳ・Ⅴ)認定必須研修になっています。 

はじめに、「美浜原子力緊急支援センター」について説明がありました。 

次に、「放射線の物理的特性」や「放射線の人体への影響」「汚染外部被ばくと内部被ばく」「被ばく医療実際の手順」に関する講義がありました。 

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その後、緊急時医療施設での患者受け入れ実習・訓練がありました。 

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福井県防災ヘリコプターで、当院屋上へリポートまで患者搬送の訓練を行いました。  

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最後に、放射性物質の汚染拡大防止に努めながら、患者さんの診察・除染の手順を確認しました。